親指の爪を見ればルーツがわかる?縄文人と弥生人の「手先」に隠された進化論
顔立ちや体型だけでなく、実は毎日何気なく見ている「爪の形」にも、私たちの祖先から受け継いだルーツが隠されています。
今回は、特に変化が分かりやすい「親指の爪」に注目してみましょう。
■ 縄文人:大自然を生き抜くための「がっしり爪」
縄文人の親指の爪は、横幅が広く、丸みや四角形に近い、がっしりとした形状をしています。 これは、手足の末端までグッと力を入りやすくするための構造です。木に登る、獲物を捕らえる、土器をこねるといった、大自然の中で体全体を使ってアクティブに生きるライフスタイルを支えるために、この形が適していました。
■ 弥生人:渡来系のルーツを引く「縦長スタイリッシュ爪」
一方で、縦に長くすっきりとしたスタイリッシュな爪の形状は、弥生人以降の渡来系の遺伝子に多く見られる特徴です。 時代が進み、農耕文化やより洗練された道具の扱いへと生活様式がシフトしていく中で、手元の形状もまた、時代に合わせた変化(あるいは異なるルーツの流入)を遂げていきました。
