縁起の良い「福耳」は縄文人の証拠?耳たぶの形でわかる顔立ちのルーツ
「福耳の人は金運が良い」など、昔から縁起の良いものとして親しまれているふっくらとした大きな耳たぶ。実はこの「耳たぶの形」にも、縄文人と弥生人の遺伝的な違いがはっきりと残されています。
■ 縄文人:ふっくら大きな「福耳(分離型)」
ふっくらとした大きな耳たぶは、縄文人の特徴的な遺伝傾向です。 縄文人の顔立ちは、目鼻立ちがくっきりしているだけでなく、全体的にパーツが大きく肉厚で、非常に立体的でダイナミックな構造をしていました。豊かな感情表現と、大自然を生き抜くエネルギッシュな生命力の表れとも言えます。あの「福耳」は、そんな当時の肉厚な顔立ちの名残りなのです。
■ 弥生人:寒さから身を守る「すっきり耳(密着型)」
一方で弥生人は、耳たぶが小さく、頬のラインにそのまま真っ直ぐ繋がるような形状(密着型)が多いとされています。 これまでのコラムでも触れてきたように、弥生人の祖先は極寒の地を生き抜いてきました。顔の凹凸や肉付きを極力すっきりとさせることで、冷気に触れる面積を減らし、凍傷を防いでいたのです。耳たぶが小さく頭部に密着しているのも、熱を逃がさないための素晴らしい「寒冷地仕様」の進化と言えます。
まとめ 鏡を見て、もしあなたの耳たぶがふっくらとした福耳なら、それは大自然を謳歌した縄文人のエネルギッシュな遺伝子。すっきりと小さな耳なら、過酷な寒さを生き抜いた弥生人のスマートな遺伝子の証です。
